水まわりリフォーム

当社では、給排水設備工事のノウハウを活かした水まわりのリフォームを得意としています。お家の中でも、水まわりに関係する場所は、生活の重要な役割を持っています。
リラックスする場でもあり、食を生み出す場所でもあり、清潔さを保つ場所でもあります。でもその反面、水まわりは昔からお手入れが大変な場所でもありました。
各メーカーはいろいろな工夫をして、どんどん便利に、お手入れしやすい、快適な商品を開発しています。
その進化は日進月歩です。大切なご家族が生活に密接にかかわる水まわり。
リフォームによって、毎日の生活が大きく様変わりします。

浴室は、単に体をきれいにするための場所から、リラックスルームへと進化しました。
入浴時の動作ひとつひとつに配慮した商品開発がなされています。

浴槽の形状も、入浴姿勢が楽に保てるタイプが主流になってきており、希望する入浴スタイルに合わせられるよう、バリエーション豊かです。しっかり浸かりたい方のための浴槽、手足を伸ばしてリラックスしたい方のための浴槽、半身浴に最適なステップ付浴槽、安全に入浴ができて出入りがラクなハンドグリップ付浴槽など、お好みの浴槽がお選びいただけます。

浴槽の出入り、床の滑りやすさなど、若くて健康であれば何の支障もない動作でも、高齢者には大きな負担となります。特に冬期の温度差による体への負担が大きいと言われており、浴室暖房機の需要も高くなっています。実際、浴室暖房を設置されたお客様の多くが、「思い切って付けてみてよかった」と、その快適さを絶賛しています。

床の水はけ技術、排水口のゴミ受け構造は、最近になって大幅な進化を遂げました。ぬめり・カビを最小限に抑え、お掃除も見違えるほど楽になってきています。

最近のエコの流れを受けて、各メーカーは浴槽の保温力向上に力を入れてきています。浴槽のお湯を冷めにくくすることで、おサイフにも優しく、環境にも貢献することができます。

壁を向いて作業する壁付キッチンと、ダイニング側を向いて作業する対面キッチンに大きく分けることができます。壁付キッチンのメリットはスペース効率が良いことです。作業動線が組み立て易く、コンパクトに抑えられます。また、調理作業に集中しやすいメリットもあります。対面キッチンのメリットは、作業中でも家族とのコミュニケーションが取れること。何気ない会話を楽しみながら調理したり、一体感のある空間が生まれます。

従来の流し台は80cmが標準で、現在のシステムキッチンでは85cmが標準となっていますが、お好みによって高さを選ぶことができるようになっています。作業性に大きくかかわることはもちろん、腰痛の原因など健康にも影響する大切な部分ですので、しっかり検討しましょう。一般的な目安として、身長÷2＋5cmという計算式がよく言われますが、手の長さの個人差を加味すると、軽く肘を曲げた時の高さから算出する方法が現実的です。床から肘下端の高さ-14cm程度が良いと言われています。規格品でぴったりの高さがないなら、少しだけ高い方を選べば、キッチンマットやスリッパなどで調整することができます。逆に低すぎると調整できないので注意が必要です。ショールームで高さの確認をする時は、普段スリッパを履くか、キッチンマットを使うかなども考慮しておく必要があります。

システムキッチンの本体部分であるフロアキャビネットは、以前は観音開きタイプが主流でしたが、現在では引出式のスライドストッカーが一般的です。手前に引き出す構造のため、奥まで楽に活用でき、収納力が大幅にアップします。また一番使いやすい手前部分には包丁などの小物が収納できるポケット収納もあります。メーカーによって個性が出る部分なのでショールームで確認したいポイントです。天井側の収納であるウォールキャビネット部はもともと手が届きにくい場所ですが、電動昇降機など工夫を凝らしている商品もあります。

ワークトップは、従来からのステンレスはお手入れしやすさに定評があります。高級感のある人造大理石も人気。扉は全体の面積が広いので、キッチン全体の雰囲気を大きく左右する部分です。材質は木製にウレタンなどの塗装したものや、ステンレス、ホーローなど。メーカーの特色が大きく出る部分です。カタログではわかりづらいので、各メーカーのショールームで確認した方が良いでしょう。カラーグレードでキッチンの価格が大きく変わるポイントでもあります。長く使うものですから、ご予算に応じてしっかりと検討したいところです。

洗面化粧台は、家族みんなが一日の始まりから毎日利用する、大切な生活空間の要です。手を洗う、洗顔をする、歯を磨く、髪を整えるなど、身だしなみを整え、衛生的で健康的な生活を支える空間でもあります。

洗面化粧台は、水まわりリフォーム商品の中でも価格帯がお求めになり易く、比較的低予算でリフォームをすることができます。家族みんなが毎日使うものだから、リフォーム後の快適さは歴然。少しだけ良い商品を選ばれたら、満足度はそれ以上に大きく膨らみます。まさにコストパフォーマンスに優れた商品です。

水栓やボウルに注目してしまいますが、もっとも注目すべきは収納力です。整髪料やドライヤー、ブラシなどのヘアケア用品、タオルやハブラシなどの衛生用品、衣類洗剤や柔軟剤などの洗濯用品、せっけんやシャンプーなどの浴室用品・・・。この空間に収納すべきものは、多岐に渡ります。ボウル下の収納スペースは、小物の収納に適した引出タイプが人気です。鏡部分には鏡の後ろに全面収納されるタイプなら、見えない収納スペースが大きく拡張できます。その他、鏡の上の空間に設置するアッパーキャビネット、化粧台の横に一体感のあるデザインで設置するサイドキャビネットなど、大収納のアイデアが盛りだくさんです。

従来の形の洗面台は、蛇口まわりがどうしても汚れがちでした。蛇口まわりに水がかかりやすい。しかも拭きにくい構造は、汚れやすくて掃除がしづらい、やっかいなものでした。最近の人気のある商品は、水栓が壁面についているタイプです。壁面から水栓が伸びているから、水がかかりにくい。かかっても流れやすく、構造がシンプルなので、拭きとりやすくなっています。排水口も以前から大きく進化しました。以前は髪の毛がからまりやすく、とりづらい構造でしたが、今ではカンタンにするっと取れ、お手入れしやすい構造になっています。「お手入れが難しく汚れやすい」、「お手入れカンタン、しかも汚れにくい」。この差は歴然です。

トイレは「レストルーム」として、大きく変化しつつある空間です。
快適性・デザイン性・収納性・お掃除・環境面での配慮など、変化する要素は多様です。家族のみんなが毎日使うものだから、その差は生活を大きく変化させます。

便器とタンク、そして便座。すっきりとそろうラインは、一体感のある美しさを持っています。見た目はもちろんですが、それだけでなく普段のお掃除が格段にラクになる便利なカタチでもあります。角のないラウンドフォルムは見た目にも優しく、拭き掃除に適したデザインです。

お掃除しやすいのはもちろんですが、汚れ自体がつきにくい工夫もあります。便器内側の表面の凹凸をナノレベルまでツルツルに仕上げて、汚れ自体が付着しにくいようにした表面加工技術。洗浄水の流れ方を根本から見直して、便器内を旋回して流し、流すたびにしっかり洗浄するトルネード洗浄。便器の形状を見直して、汚れがたまるフチ裏をなくしたフチなし形状など、多くの工夫がなされています。

洗浄方法の見直しから、従来便器と比べて大幅な便器洗浄水量の節水を実現しています。また便座ヒーターのタイマーを制御して節電するなど、水も電気も最新技術で節約。大切な資源を大事に使って、環境に優しく、しかも経済的です。

いろんな快適機能があっても、使い方がわからない。リモコンの操作がわからないなら使えません。高機能化をすすめる一方で、お子様からご年配の方まで、家族ひとりひとりが「使いやすい」、「わかりやすい」デザインが不可欠となっています。

強力な脱臭はもちろん、最近ではオートフレグランス機能で、心地良い香りを演出するものもあります。音楽の他、環境音、電子流水音などを再生できる機能、深夜の使用にはまぶしすぎないやわらかライトで目が覚めてしまわない工夫を凝らしたライト機能などもあります。

トイレ空間は、トイレットペーパーのストックやお掃除道具・洗剤など置いておきたいものがたくさんありますが、以前はあまり着目されていませんでした。最近は見た目がスッキリしているのに、「隠す収納」を上手に設けたオプションが充実しています。